ピカール その1
- 2012/12/21
- 10:57
おはようございます。今年も残すところあとわずかになりましたね 
このブログは毎週火曜&金曜に更新しています(基本はですが・・・
)ので今日のブログを含めて今年はあと3回の更新予定です 
さて本題に入りたいと思います。
先月中旬に「ステンレス鏡面機械研磨」研修を行なった、ということは先日のこのブログ内でお伝えしたかと思いますが結果的に講習生の方が100%満足して帰られたのか???というとそうではなかったのではないか・・・
と感じています。
今回講習を受けられた方は某大手ハウスクリーニングFCに加盟しこれから独立される方で、FC主催の研修後すぐに当スクールを受講され12月から開業されるというタイミングでいらっしゃいましたので、FCで教わった理論や実践作業が果たして正しいものなのかどうかを確認したい、というセカンドオピニオン的な意味合いも多分にあったように思いましたが、鏡面研磨という技術的な事柄だけでいえばわたくし自身が納得できる内容ではなかったのではないかな・・・と。
では何が満足できなかったか???具体的に言いますと
ローラータイプ・電動ドリル・オービルサンダー
などがステンレス研磨に使用される場合が多いのですが、シンクの状態に応じた使い分けや仕上げ具合を講師として人にモノを伝える立場で見た場合、現状ではまだ施工手順の確立というものがなされていない、と痛感しました
自分が施工可能でもそれを受講された誰もが同様に施工できなければ講習としては成り立っていないのではないか???と思い、施工内容や手順を再構築すべく動き始めております。
さて、前置きが長くなってしまいましたが・・・
今回のブログのタイトルは
「ピカール その1」
でしたね。
なぜピカールか

というとこの講習生の方が受講前にサンドペーパーとピカールを使用しシンク磨きをご自分で試しておられたことに由来するのですが、わたくし自身はこの方法では上手くいかないのではないか、と思い試していなかったのです。
それではいけないと思い、実際サンドペーパーとピカールを使用しどの程度までの鏡面に仕上げられるのかを今回試してみました



この角度から見る限り、かなりの光沢が出ており十分鏡面と言えるレベルです
正直わたくし自身、想像以上の光沢感で
「ピカール恐るべし

」
です。
次に別の角度からの写真を見てみます。


光沢は出ているのですが、サンドペーパーによる研磨筋がハッキリと見てとれます。
今回はキズ取りは行なっておりませんので #600程度から使用してみました。
最終的には#3000~#4000程度までのペーパーを段階的に使用した後にピカールで仕上げたのですが、研磨の途中でできた研磨筋は最後まで消えませんでした
天板のみでいえば、下地処理の段階で研磨筋さえつかなければピカールでもかなりの光沢感が得られることが確認できました。
やはり、
『下地処理』
が研磨における最重要ポイントです
では次回、「ピカール その2」をお送りますのでお楽しみに


ハウスクリーニングの学校 クリーンマスター養成スクール のサイトは
http://www.daiko-bs.co.jp/school/index.html

このブログは毎週火曜&金曜に更新しています(基本はですが・・・


さて本題に入りたいと思います。
先月中旬に「ステンレス鏡面機械研磨」研修を行なった、ということは先日のこのブログ内でお伝えしたかと思いますが結果的に講習生の方が100%満足して帰られたのか???というとそうではなかったのではないか・・・

今回講習を受けられた方は某大手ハウスクリーニングFCに加盟しこれから独立される方で、FC主催の研修後すぐに当スクールを受講され12月から開業されるというタイミングでいらっしゃいましたので、FCで教わった理論や実践作業が果たして正しいものなのかどうかを確認したい、というセカンドオピニオン的な意味合いも多分にあったように思いましたが、鏡面研磨という技術的な事柄だけでいえばわたくし自身が納得できる内容ではなかったのではないかな・・・と。
では何が満足できなかったか???具体的に言いますと
ローラータイプ・電動ドリル・オービルサンダー
などがステンレス研磨に使用される場合が多いのですが、シンクの状態に応じた使い分けや仕上げ具合を講師として人にモノを伝える立場で見た場合、現状ではまだ施工手順の確立というものがなされていない、と痛感しました

自分が施工可能でもそれを受講された誰もが同様に施工できなければ講習としては成り立っていないのではないか???と思い、施工内容や手順を再構築すべく動き始めております。
さて、前置きが長くなってしまいましたが・・・

今回のブログのタイトルは
「ピカール その1」
でしたね。
なぜピカールか



それではいけないと思い、実際サンドペーパーとピカールを使用しどの程度までの鏡面に仕上げられるのかを今回試してみました




この角度から見る限り、かなりの光沢が出ており十分鏡面と言えるレベルです

「ピカール恐るべし



です。
次に別の角度からの写真を見てみます。


光沢は出ているのですが、サンドペーパーによる研磨筋がハッキリと見てとれます。
今回はキズ取りは行なっておりませんので #600程度から使用してみました。
最終的には#3000~#4000程度までのペーパーを段階的に使用した後にピカールで仕上げたのですが、研磨の途中でできた研磨筋は最後まで消えませんでした

天板のみでいえば、下地処理の段階で研磨筋さえつかなければピカールでもかなりの光沢感が得られることが確認できました。
やはり、
『下地処理』
が研磨における最重要ポイントです

では次回、「ピカール その2」をお送りますのでお楽しみに



ハウスクリーニングの学校 クリーンマスター養成スクール のサイトは
http://www.daiko-bs.co.jp/school/index.html
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