カビが好む3つの要素
- 2011/09/05
- 11:48
おはようございます

今日もわたくし講師のNが8月23日と24日のブログでお話しした『カビが好む3要素』についてもう少々詳しくお話しをしてみたいと思います。
前回、カビが好む3要素について
1.栄養素
2.温度
3.湿度
であるとお話ししましたが、まず 1.の栄養素 から順に細かく見ていきたいと思います。
1.栄養素
栄養素、と聞くと『3大栄養素』である 炭水化物・タンパク質・脂質 を思い浮かべる方も多いと思いますが人間にとって必要不可欠なこれらの栄養素はやはりカビにとっても大好物ですので食品はカビやすい代表的なものと言えます。
他には身体から出るアカや脂肪分、石鹸カスなどもカビが好む代表的な栄養素です。
しかし、一見栄養素となるものが無さそうな場所でもカビが発生するのはいったいなぜなんでしょうか


それは
カビはその種類によって特殊な分解酵素を持っており、通常であれば他の生物が利用できない物質を分解し自分の栄養源とすることができる
からなんです

その為、木や畳、ゴム、プラスチックやハウスダストなども栄養源となると考えられます。
2.温度
カビの成長に適した温度は20℃~30℃と言われていますがカビの種類によっては50℃程度でも繁殖し、逆に約0℃でもカビの発生には十分な温度と言えます(もちろん、成長の速度は遅くなりますが・・・)。
また、冬であってもキッチンやお風呂場周辺は高温になりますので注意が必要です。
3.湿度
カビは、湿度が70%以上になると爆発的に増殖します。梅雨時期など雨の日が続くとこの条件を満たします。逆に湿度が55%~60%で増殖が抑えられる、とも言われています。
ただし、湿度=水分 とも言えますので湿度が低くても対象物に水分が含まれているとカビが発生する条件を満たしてしまいます。
今回、カビが発生する3要素について細かくお話ししましたが実際にはそれぞれの要素が複雑に絡み合ってカビの発生する条件を満たしてしまうことが多いと思われます。
カビはどこからでも栄養素を摂ることができて冷蔵庫の中でも増殖する、と聞くと絶望的な気になってしまいますよね・・・
しかし敵(カビ)の事を良く知り、対処方法を考え実行に移すことで十分に対応が可能となります

次回以降、カビの予防法について詳しくお話ししたいと思います。
ハウスクリーニングの学校 クリーンマスター養成スクール はこちら
http://www.daiko-bs.co.jp/school/index.html



前回、カビが好む3要素について
1.栄養素
2.温度
3.湿度
であるとお話ししましたが、まず 1.の栄養素 から順に細かく見ていきたいと思います。
1.栄養素
栄養素、と聞くと『3大栄養素』である 炭水化物・タンパク質・脂質 を思い浮かべる方も多いと思いますが人間にとって必要不可欠なこれらの栄養素はやはりカビにとっても大好物ですので食品はカビやすい代表的なものと言えます。
他には身体から出るアカや脂肪分、石鹸カスなどもカビが好む代表的な栄養素です。
しかし、一見栄養素となるものが無さそうな場所でもカビが発生するのはいったいなぜなんでしょうか



それは
カビはその種類によって特殊な分解酵素を持っており、通常であれば他の生物が利用できない物質を分解し自分の栄養源とすることができる
からなんです



2.温度
カビの成長に適した温度は20℃~30℃と言われていますがカビの種類によっては50℃程度でも繁殖し、逆に約0℃でもカビの発生には十分な温度と言えます(もちろん、成長の速度は遅くなりますが・・・)。
また、冬であってもキッチンやお風呂場周辺は高温になりますので注意が必要です。
3.湿度
カビは、湿度が70%以上になると爆発的に増殖します。梅雨時期など雨の日が続くとこの条件を満たします。逆に湿度が55%~60%で増殖が抑えられる、とも言われています。
ただし、湿度=水分 とも言えますので湿度が低くても対象物に水分が含まれているとカビが発生する条件を満たしてしまいます。
今回、カビが発生する3要素について細かくお話ししましたが実際にはそれぞれの要素が複雑に絡み合ってカビの発生する条件を満たしてしまうことが多いと思われます。
カビはどこからでも栄養素を摂ることができて冷蔵庫の中でも増殖する、と聞くと絶望的な気になってしまいますよね・・・
しかし敵(カビ)の事を良く知り、対処方法を考え実行に移すことで十分に対応が可能となります


次回以降、カビの予防法について詳しくお話ししたいと思います。
ハウスクリーニングの学校 クリーンマスター養成スクール はこちら
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