ステンレスシンク 再生研磨・磨き ～ヘアライン仕上げ～

再生研磨・磨き写真の整理にともない、まだ少しご紹介していないものがあるので今回もステンレスシンク再生研磨・磨きの話題にお付き合いください。


ステンレスシンク再生研磨・磨きの仕上げには、つや消し仕上げ・鏡面仕上げ・バイブレーション仕上げなどがありますが、今回ご紹介するのはヘアライン（ヘアーライン）仕上げ。


長く連続した研磨目をもった仕上げで、髪の毛のような模様なのでヘアラインと言います。


最も使用されている仕上げの一つで、皆様もよく目にしていると思います。
例えば、エレベーターのステンレス部分など・・・


磨きの大先輩方の中には、水とパッドのみでヘアライン仕上げから鏡面仕上げまでを行う凄腕の方々もおられます。
私も、その方々に少しでも近づきたくてこの世界に足を踏み入れたのです。


では、５年ほど前の写真から、シンク内は鏡面・天板部はヘアライン仕上げを施したステンレスシンクをご紹介します。




①



②




③



横方向に一直線にラインが続いているのがヘアーラインです。

ヘアラインを行える機械もあるのですが、細かな部分や機械の入らないような狭い部分に対応できないので、広い面積かつ平面部という条件を除けば、一般ご家庭で使用する場面は限られています。

今回の仕上げはすべて手作業となります。




④




⑤



実際の目線では、ヘアライン自体はそこまで目立たず上品なつや消し仕上げとなっています。

シンク内は鏡面仕上げ・天板部はヘアライン仕上げとしましたが違和感もなく良い仕上がりになりました。



ステンレスシンク再生研磨の仕上げの中で、ヘアライン仕上げが最も感覚的なものが求められるものの一つでしょう。


機械で仕上げることができる　　　　　　=　　ほぼ毎回同じ仕上げが可能

手作業のみで仕上げることができる　 =　　微妙な違いを表現が可能


車で例えるならば、オートマチック車とマニュアル車の違いのようなものです。


ヘアラインに凝っていた時期が古く、あまり写真撮影を行っていない時期でしたのでご紹介できる写真が少ないですが、今後は意識しヘアライン仕上げを行っていきますので、ご紹介できることも多くなるでしょう。













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