ステンレスシンク 再生研磨・磨き ~鏡面仕上げの基本工程~
- 2016/07/19
- 20:29
先日、「研磨・磨きコース」を受講いただいた方のホームページブログを拝見させていただいたところ、
早くもステンレスシンクの磨きを実践され、お客様からもとても喜ばれたご様子。
我が事のように嬉しく思います!
今回は、ハウスクリーニングではなく「ステンレスシンク磨きの基本」と題しまして、
鏡面に仕上がるまでの工程をいくつかの写真を交えお伝えしたいと思います。
今回は工程をお伝えする目的のため現場クオリティーではありませんので、
完全に傷は置き換えていませんがご了承の程宜しくお願いいたします。
ではまず行わなければならない工程から。
施工前の傷の深さを確認し、その傷と同じもしくは少しだけ深い傷をつけることのできる番手を見つけ出します。
ここで、とても深い傷を入れてしまうと修復が難しくなってしまうので注意が必要です。
①

1工程目は非常に重要な工程となり、すべての傷を同じ深さに置き換えます。
②

2工程目。
1工程目の傷の深さをすべて、この番手での深さに揃えていきます。
もし、前の番手の傷が残ってしまっていたら、最後まで消えませんので完璧に
傷を置き換えなければなりません。
③

数工程を経ると、自然に光沢が出てきます。
前工程の傷が残っていますが、今回はこのまま続けていきます。
④

更に工程を経ていくと、傷もかなり浅くなり傷というよりは曇ったような感じになってきます。
あとは、最終の光沢出しのみなので、ここで仕上がりのチェックを行います。
少しでも傷が残っていたら、その傷の深さの番手まで戻って再度やり直しとなります。
番手を上げる際には、毎回前の傷が残っていないかチェックをしながら進めていくことが
重要となります。
ここが、ステンレスシンクの研磨・磨きのポイントです!
⑤

鏡面仕上げでは、自分が残してきた傷が100%浮き出てきますので、完璧な「置き換え」が必要となります。
超鏡面にする際には、ハンドポリッシャーやディスクグラインダーなど、研磨力の高いシングル回転を使用するのが基本となりますが、シングル回転では、意図せず深い傷が入ったり、円の中心と外周周辺とでは研磨力に違いが出る感じがあったりと、扱いがとても難しいのが実情です。
今回も傷が残っていますが、ここが超鏡面研磨・磨きの難しいポイントとなります。
今回は、超鏡面に仕上げるための工程をご紹介いたしましたが、つや消し~半鏡面仕上げで問題ない場合には、よりリスクの少ない簡単な方法で行います。
スクールでのステンレスシンク実習では、シングルポリシャーを使用するパターンと、手の延長で扱えパワーが低くより簡単な2パターンの施工方法をお伝え致します。
(※講習日数は1日となっていますが、お互いの時間が合えばいつでも復習に来ていただいて結構ですのでご安心ください)
(※現在は、HP価格で講習を行っております)
電動ドリル+スポンジバフ+サビ取り剤・金属磨きでも、十分キレイにはなりますが、
その先にまだまだ奥の深い世界が待っていますので、興味のある方は一緒に頑張ってみませんか?
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