コーキングとシーリングの違いは？？？（その２）

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2011/10/14
11:56

おはようございます

今日もわたくし当スクール事務スタッフのＭが一昨日に引き続き

　「コーキング」と「シーリング」

の違いについてお話ししていきたいと思います

　さて、「コーキング」と「シーリング」の違いは何か

みなさんお分かりになりますか

　どちらも同じような意味で使われているこの両者、実は・・・

　「ほぼ一緒」

　のようです

Wikipediaで調べてみると

　「コーキングとシーリングは建築現場では同義語として使用することが多く、建築現場では職人の年代や所属している会社などによってコーキングかシーリングかは厳密には決まっていないのが現状である」

だそうです。本当かなぁ

あまり納得がいかないのでさらに調べていくと

　　　シーリング（sealing）・・・封印する　
　　　コーキング（caulking）・・隙間を塞ぐこと

だそうで

　コーキングというのはシーリングの一種だそうです。どちらも壁面などのつなぎ目やひび割れ部分などに充てんする部材のことで、シーリングには材料が棒状のもの・紐状のもの等の固形のものと、液体やパテ状のもの等、不定形のものがあります。その中でもパテ状のもので素材が油性のものをコーキング剤と呼ぶみたいです。

すなわち・・・コーキングとシーリングの大きな違いというのは
　　　　　　　
　　　　　　　　　「硬化」するかしないか　　　　　　　

って感じですかね。

コーキング剤は油性の為、何時まで経っても硬化はしない、硬化した時は寿命と考えていいのかもしれません。
シーリング剤は油性でなく硬化してゴム状になるものと考えればいいんでしょうか。

さらに調べていくとシーリング（コーキング）の劣化進行の過程も判明しました。

　①機能の低下（硬化・痩せる）　　⇒　　②劣化の進行（亀裂が入る）　　⇒　　③劣化が更に進行（剥がれる）　　⇒　　④建物自体にダメージ
　

という具合です。①のような状態ならば「増し打ち」といってシーリング材を重ねる作業になり、③のように状態が悪い場合には「打ち替え」といって既存のものを取り除き充てんする作業になる為、若干時間がかかるみたいです。今回の雨漏りはどうやら③のようですね